北京で行われた中華人民共和国の建国60周年を祝う国慶節記念行事の写真。当日の市民の様子
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中国の北京で国慶節に行われた中華人民共和国 建国60周年記念式典の写真(2009年)

制限区域の外で北京市民は

テレビ報道/中国2009年の国慶節(建国60周年)の当日、北京市内の様子

午前9時

朝一番からずっと報道特番が各チャンネルで組まれ、ずっと深夜の準備の様子や過去の大閲兵に様子が報道されていた。午前9時になると「いよいよ始まるぞ」という雰囲気の特番が始まった。

テレビ報道/中国2009年の国慶節(建国60周年)の当日、北京市内の様子

始まった!

しばらくテレビを観ていると、突然、兵士が大量に現れ、行進を始めた。どうやら始まったようだ。

テレビ報道/中国2009年の国慶節(建国60周年)の当日、北京市内の様子

兵士の歩み

いい場所を受け持つ兵士の代表が歩み始めた。持ち場に付き、共産党総書記「胡錦濤」による演説が始まる。これまでにDVDなどで見た大閲兵よりも、アングルや映りにこだわりを持ち始めたことが分かる。

北京市街/中国2009年の国慶節(建国60周年)の当日、北京市内の様子

外へ出てみよう!

こうしちゃいられない。昨日借りた自転車に乗り、行けるところまで行ってみようと、外に出た。人通りが少ない。

北京、菜市口/中国2009年の国慶節(建国60周年)の当日、北京市内の様子

早くも規制と出会う

菜市口西という交差点の近くに宿泊していたのだが、ホテルを出て一個目の交差点で早くも規制が敷かれていた。

北京の自転車専用道路/中国2009年の国慶節(建国60周年)の当日、北京市内の様子

自転車専用道路を移動する

ここはだめだ。中心部を目指しても仕方がないので、もうひとつ遠方の交差点を目指す。ちなみに中国の道には、自転車専用道路があり、とても自転車で移動しやすい。

規制の中/中国2009年の国慶節(建国60周年)の当日、北京市内の様子

みんなでテレビを見る

当日、出歩くことを制限されていたはずの規制の中だが、住民たちが街頭プロレスのように、国慶節記念行事のテレビ中継を見ていた。ちなみにこの後、公安が来て解散させられていた。

北京の道路/中国2009年の国慶節(建国60周年)の当日、北京市内の様子

誰もいない道路

入れる道を見つけたのでパレードが行われている方向に北上を試みた。こんなに自動車が走っていない北京の道は初めてだ。

航空ショーを見る人/中国2009年の国慶節(建国60周年)の当日、北京市内の様子

人を発見

一段高くなった小道の上にたくさんの人がいた。何かを待っているようだ。

規制ライン/中国2009年の国慶節(建国60周年)の当日、北京市内の様子

規制の再来

ちょっと前進すると、また規制が現れた。大型バスがたくさん停まっている。場所は地下鉄「長椿街」の南東のブロック。

公安/中国2009年の国慶節(建国60周年)の当日、北京市内の様子

空を見上げる人

規制ラインに立つ偉そうな制服の人もソワソワしている。

航空ショーを待つ人/中国2009年の国慶節(建国60周年)の当日、北京市内の様子

世代に関係なく

子どもから若者、老人たちまでみんなが空を見上げていた。

航空ショー/中国2009年の国慶節(建国60周年)の当日、北京市内の様子

飛机来

何やらもめている。近付いて聞いてみると「飛行機はいつくるんだ!」とのこと。航空ショーがあるらしい。

航空ショーの偵察機/中国2009年の国慶節(建国60周年)の当日、北京市内の様子

来た!軍用機だ!

おそらく、アンテナ付きということから察するに偵察機ではないだろうか。

航空ショーの戦闘機/中国2009年の国慶節(建国60周年)の当日、北京市内の様子

戦闘機の編隊

次々とやって来る。V字型の編隊を組んで戦闘機が現れた。

航空ショー/中国2009年の国慶節(建国60周年)の当日、北京市内の様子

お楽しみイベント

「飛行機が来た」「飛行機が来た」。至る所から歓声が聞こえて来る。国家の行事というよりは、完全にエンターテイメントといった感じだった。

航空ショー/中国2009年の国慶節(建国60周年)の当日、北京市内の様子

撮りたいという思い

「うわ〜、また来た来た!」。仕事を忘れ、ついつい写真を撮ってしまう。カメラを持ち歩いているあたり、朝から撮ってやろうと考えていたに違いない。

航空ショー/中国2009年の国慶節(建国60周年)の当日、北京市内の様子

悠々とヘリが飛んでゆく

戦闘機に続いて、軍用ヘリが飛んできた。住宅地のすぐ上を飛んでゆく。

航空ショー/中国2009年の国慶節(建国60周年)の当日、北京市内の様子

たくさんの戦闘機

最後の締めなのか、たくさんの戦闘機が編隊を組んで頭上を飛び去っていった。甲高い戦闘機の音が印象的であった。

航空ショー/中国2009年の国慶節(建国60周年)の当日、北京市内の様子

解散

「いや〜、終わった終わった」「あとはメシ食ってテレビでも見るか」。どうやら航空ショーは終わった模様で、人々はそんなことを言いながら帰路につくのだった。

長椿街/中国2009年の国慶節(建国60周年)の当日、北京市内の様子

長椿街

自転車を走らせ、長椿街というところまでやってきた。規制がひとつ内側の通りまで緩和されている。

パレードに出た軍人/中国2009年の国慶節(建国60周年)の当日、北京市内の様子

安堵の表情

笛がたくさん鳴り始めた。どうやら何かが通るようだ。待っていると、バスに乗った出演者たちが大量に中心部から帰ろうとしていた。おそらく駐屯地まで帰るのだろう。

厳重警備/中国2009年の国慶節(建国60周年)の当日、北京市内の様子

厳重警備

慌ただしく出演者を乗せたバスが出発していく。しかしながら警備の公安やボランティアの数が圧倒的に多く、暇を持て余している者もいた。

若者兵士/中国2009年の国慶節(建国60周年)の当日、北京市内の様子

若者兵士

重荷から開放されたのか、出発してゆくバスの中の兵士たちがポーズを取っていた。

北京市民/中国2009年の国慶節(建国60周年)の当日、北京市内の様子

思うほど重たくはなく

国の英雄と見ているのか、それともテレビに出た人のような感じなのか。荘厳でもなく、静粛でもなく、スポーツの代表選手のパレードを見ているような気分になった。

女性兵士/中国2009年の国慶節(建国60周年)の当日、北京市内の様子

手を振る女性兵

ピンク色の制服を着た女性兵士が帰ってゆく。手を振ったり、愛想を振りまいていた。

女性兵士/中国2009年の国慶節(建国60周年)の当日、北京市内の様子

女性兵士たち

紺色の制服の女性兵士部隊もやってきた。こちらの部隊も手を振る人たちが多かった。

規制線の向こう/中国2009年の国慶節(建国60周年)の当日、北京市内の様子

規制線の向こう

ひととおりバスが通り過ぎると、目の前の道は渡れるようになった。だが、またも規制線。市民や警備兵よりも向こうを見たが、何もない道路が広がっていた。

鄧小平の肖像画/中国2009年の国慶節(建国60周年)の当日、北京市内の様子

鄧小平の肖像画

しばらく待っていると、鄧小平の肖像画が向こうからやってきた。600mmの望遠でこの大きさ。相当向こうにかなり大きな肖像画があるとみた。

市民と警備の境界線/中国2009年の国慶節(建国60周年)の当日、北京市内の様子

市民と警備の境界線

北京市民たちも、もうこの先は入れないと納得していて、警備にムダな絡みをする人などおらず、静かに対峙していただけだった。

出演者/中国2009年の国慶節(建国60周年)の当日、北京市内の様子

同じ服の出演者

マスゲームに出た人だろうか、手にビニール袋を提げて同じ服装の人たちがどんどん柵の外へ出て行った。

規制線/中国2009年の国慶節(建国60周年)の当日、北京市内の様子

若手の集合体

だいたい、これほど遠くのポイントに配備されている時点で、先鋭舞台であるはずがない。市民の志願者や若手が多い規制線だった。人の能力でなく、制服を見て市民は諦めるのだ。

花びら/中国2009年の国慶節(建国60周年)の当日、北京市内の様子

花びら?

騒がしくなり、通りの正面から退去させられた。何が起こるのかと思っていたら、ワケの分からない赤いカタマリが走行してきた。

鯉と麦の車/中国2009年の国慶節(建国60周年)の当日、北京市内の様子

鯉と麦の車

次々と大きく変な車がやって来る。何だろう、あの黄色の粒は。しかも、手前の赤い魚は鯉?

出演者/中国2009年の国慶節(建国60周年)の当日、北京市内の様子

手を挙げる出演者

乗っている人の中に有名な人がいたのだろうか。この人が手を上げると、大きくはないが歓声が飛んだ。

イベント担当者/中国2009年の国慶節(建国60周年)の当日、北京市内の様子

イベント屋的な

キーッと車が猛スピードでやって来て止まり、青いポロシャツの男が飛び出してきた。警備兵に「時間が、時間が」と食って掛かる。日本で言えばイベント屋なのだが、ここ中国では政府イベントを執り行う部署のお偉いさんに違いない。

出し物/中国2009年の国慶節(建国60周年)の当日、北京市内の様子

白い出し物

こうしている間にも、さらに車はやって来る。今度は赤い文字が書かれた車だが、ちょっと遠くに停まったため、全体は見えなかった。

出演者と家族/中国2009年の国慶節(建国60周年)の当日、北京市内の様子

出演者と家族

柵から出てきたうちの一人の女の子が、どこかで着替えて家族と家に向かっていた。「よくがんばった」と励ましているような感じで、両親は興奮気味だった。

金融街/中国2009年の国慶節(建国60周年)の当日、北京市内の様子

金融街の中へ

場所を金融街に移した。正確には他のポイントがないか探していたときに、「遠くに何か見える!しかも近づけそう」と写真の場所から奥へと向かったのだ。

中華人員共和国の国章/中国2009年の国慶節(建国60周年)の当日、北京市内の様子

中華人員共和国の国章

遠くに見えていた出し物にここまで近づけた。中国の国章。かなり大きな出し物である。

金融街/中国2009年の国慶節(建国60周年)の当日、北京市内の様子

金融街の人垣

さらに金融街を奥へと行くと、先ほどまで遠くに眺めているだけだった道路に突き当たる。予想どおり、人垣ができていて、見たことがない出し物が一部見えた。

金融街/中国2009年の国慶節(建国60周年)の当日、北京市内の様子

出し物のたまり場

強烈な出し物が次々と入ってくる。紅い旗に力強いゴシック体のメッセージ。無機質なビル街に、日頃は見られない物が次々と入ってきたのだ。

三江之源/中国2009年の国慶節(建国60周年)の当日、北京市内の様子

三江之源

まったくもって意味不明の出し物が出て来る。「三江之源」とは何を意味するのだろう。中国で「江」は大河を意味する。黄河に長江。あとは何だろう。

地域の出し物/中国2009年の国慶節(建国60周年)の当日、北京市内の様子

地域の出し物

これは分かる。マカオと書いているのだ。しかしながら、あの金色の花は何だろう?緑色の車体は何を意味するのか。どうやら中国の各地方の出し物があるようだ。

万歳と書かれた出し物/中国2009年の国慶節(建国60周年)の当日、北京市内の様子

万歳の乱れ打ち

各地域の出し物を見たいと思っていたが、次にやって来たのは、ひたすら「万歳」と書かれた原色ばかりの出し物。何だろう、何だろう、と考えても、建国60周年を祝う出し物としか分からない。

労働者の銅像/中国2009年の国慶節(建国60周年)の当日、北京市内の様子

巨大な中国国旗

中華人民共和国の国旗がやってきた。人々は珍しい物が見たいのか、この国旗の出し物にはあまり反応せず。いえいえ、十分巨大です。

労働者の銅像/中国2009年の国慶節(建国60周年)の当日、北京市内の様子

労働者の銅像

中国の国鉄駅の前にある巨大な銅像を彷彿とさせる、労働者の銅像がやって来た。これはある意味、得意技なのであるだろうと予測をしていた。

白いキャラクター/中国2009年の国慶節(建国60周年)の当日、北京市内の様子

白いヤツら

もう、普通の日本人の発想をはるかに超える出し物に、想像力が追いつかない。「このキャラクターは何だろう?」という疑問のを出しても、答えが分からないから、さらに謎が深まる。このキャラクターは一体何なのだろう?

北京オリンピックの聖火トーチ/中国2009年の国慶節(建国60周年)の当日、北京市内の様子

聖火トーチ

北京オリンピックの聖火トーチもやって来た。これは予測済み。日本でもそうだったように、初回のオリンピックを夢見てきた国は、ずっと初回のオリンピックについて述べ続ける。中国政府はずっと取り上げ続けるだろう。

規制エリアの拡張/中国2009年の国慶節(建国60周年)の当日、北京市内の様子

文句を言える相手

そうこうしているうちに、進入禁止のエリアが徐々に広がってきた。テープを山ほど持ってきた警備が、どんどん規制範囲を広げてゆく。市民たちはつまらなさそうに文句を言いながら撤収するのだった。これが、銃を持つ兵士だったら、文句は口に出さないだろう。

自転車での移動/中国2009年の国慶節(建国60周年)の当日、北京市内の様子

次のエリアを目指す

新しい出し物もやってこなくなり、規制が広がるだけになったので金融街を自ら出た。次に見ることができるエリアを探そうと自転車をこぎ出した。

交通規制/中国2009年の国慶節(建国60周年)の当日、北京市内の様子

続く交通規制

金融街を出てみたが、規制は解除されていない。数十メートル先に横切る大きな道は、天安門広場へ続く道。これより北上しても、また中心部から遠ざかってしまう。一度、長椿街の方へ帰ってみよう。

出演者/中国2009年の国慶節(建国60周年)の当日、北京市内の様子

小さな出演者

航空ショーを見た場所付近まで15分ほどかけて帰ってみると、どうやらパレードは終わってしまったらしい。ちょっと拍子抜けだったが、それなら遅めの昼食を食べようと食堂に入った。しばらくすると、ある母娘の家族がやって来たのだが、どうやら出演者のようだ。「たいしたことないわよ」。終始、娘の方は坦々としているが、母親は娘に「どうだった?どうだった?」と尋ね、周囲の人に「出たのよ、ウチの子が」とご自慢の様子。

交通規制の緩和/中国2009年の国慶節(建国60周年)の当日、北京市内の様子

交通規制が緩和

食事を終え、宿に帰ろうとしていると、先ほどまであった交通規制がなくなっている。どこまで近づけるか、天安門の方角を目指して北東に自転車で向かった。

西単/中国2009年の国慶節(建国60周年)の当日、北京市内の様子

タクシー待ち

自転車で走っていると、出演者と思わしき人たちとよく遭遇した。普段着ではなさそうなカラフルな服を着て、タクシーが通り過ぎるのを待っている。だが、タクシーは、こんな規制緩和直後のエリアに客が待っているとは知らず、まったく通りかからないのだった。

西単/中国2009年の国慶節(建国60周年)の当日、北京市内の様子

まだ来ぬタクシー

「タクシーが来た!」。一人の女の子が車道にまで出て手を挙げる。だが、お客を乗せているタクシーだった。

西単/中国2009年の国慶節(建国60周年)の当日、北京市内の様子

西単から天安門を見る

西単の交差点から内側にはさすがに入ることができなかった。誰もいない長安街。こんな風景、ありえない。

天安門と長安街/中国2009年の国慶節(建国60周年)の当日、北京市内の様子

ここを行進してきた

せっかくなので、35mmフィルム換算で600mm相当のズームレンズで天安門広場方向を撮影した。あまりにもたくさん撮影したため、近くにいた公安から「あっちに行け」と追い払われてしまった。

無人の北京中心部/中国2009年の国慶節(建国60周年)の当日、北京市内の様子

ほぼ無人の北京中心部

ここから北へ向かっても、いつ南北の規制が復活するか分からないので、天安門に背を向け、西へと走ることにした。たまにしか車も通らず、それにしても、あまりにも静かである。

建国60周年のメッセージ/中国2009年の国慶節(建国60周年)の当日、北京市内の様子

壊れた電光掲示板

電光掲示板が建国60周年を祝うメッセージを掲示している。おそらく前後数日間、同じメッセージを表示しているとは思うが、今日は誰も見ていないのではないだろうか。

西単/中国2009年の国慶節(建国60周年)の当日、北京市内の様子

静かな北京の真ん中で

大きなのっぺりとした威圧的な建物の前にも建国60周年を祝う植生が作られている。国旗が強い風にあおられてはためいていた。

五星紅旗と共産主義建築/中国2009年の国慶節(建国60周年)の当日、北京市内の様子

特別な祝日には

共産主義建築物が並んでいるのは、この通りの特徴だが、それらの建物の上には五星紅旗が大量に翻っていた。

西単/中国2009年の国慶節(建国60周年)の当日、北京市内の様子

興味を持った市民と

次々と威圧的な建物の前を通り過ぎてきた。800mは走っただろうか。ちらほらと自転車に乗る市民と出会い始めた。

出し物の駐車場/中国2009年の国慶節(建国60周年)の当日、北京市内の様子

出し物の駐車場

これは、先ほど金融街から見た出し物たち。出番が終わった出し物は、ここに集められていたのか。

規制と警備/中国2009年の国慶節(建国60周年)の当日、北京市内の様子

微動だにしない警備

警戒を怠ってはいないものの、昼の部と夜の部の合間の時間の為、そこまでの人数を張り付かせてはいない。この交通量では、警備もラクだろう。

警備する公安の車/中国2009年の国慶節(建国60周年)の当日、北京市内の様子

警備する公安の車

ラクな警備と感じたのは素人のこちらの感想だった。10/1に何かが起こるということは、被害の大小に関わらず、メンツが潰れる。いろんな物陰に公安が張り付いていた。

装甲車/中国2009年の国慶節(建国60周年)の当日、北京市内の様子

装甲車で守る

さらに外側まで自転車をこいでいくと、なんと装甲車がいるではないか!兵士におそるおそる「撮っていい?」と聞くと、以外にも軽く「いいよ」と言ってくれた。お披露目でなく、実戦配備をしている軍用車と、ここまで至近で出会う機会は滅多にない。

国旗を掲げた一般車/中国2009年の国慶節(建国60周年)の当日、北京市内の様子

国旗を掲げた一般車

国旗を掲げた車が、勢い良く曲がってきた。広い車線を利用して、人気のない大通りを走り去っていった。

文字の撤収/中国2009年の国慶節(建国60周年)の当日、北京市内の様子

文字の撤収

ひととおり中心部の西側で侵入可能なエリアは見ることができた。菜市口の宿まで帰ろうとしていたら、パレードで使用したメッセージを撤収していた。

報道/中国2009年の国慶節(建国60周年)の当日、北京市内の様子

早速の振り返り

宿に帰ると、テレビでは午前から昼下がりまで行われたパレードを誇らしげに伝えていた。同時に中国各地の様子も中継していた。

夜の花火/中国2009年の国慶節(建国60周年)の当日、北京市内の様子

花火が見える場所

夜は、ライトアップや花火を交えたマスゲームが天安門広場で開かれていた。中心部方面へ入れない一般市民は、見やすそうな場所に集まって花火だけでも見ようとしていた。

赤と黄の花火が上がる/中国2009年の国慶節(建国60周年)の当日、北京市内の様子

赤と黄の花火が上がる

花火が始まった。しかしながら、やや遠いのか低く見える。色も赤か黄色が多い。

花火/中国2009年の国慶節(建国60周年)の当日、北京市内の様子

みんなで花火を

花火を撮影しようと市民たちもカメラを持って撮影していた。車椅子に乗ったお爺さんやお婆さんもいて、「みんなで見ますか」という雰囲気になっていた。

北京市民/中国2009年の国慶節(建国60周年)の当日、北京市内の様子

喜ぶ北京市民

花火はマスゲームの彩りとして導入されている。だから花火大会とは違って、花火だけを見ていても起承転結は分からない。でも、北京市民たちは「お〜」と大喜び。

花火の技術/中国2009年の国慶節(建国60周年)の当日、北京市内の様子

花火の技術

次から次へと花火が上がる時間帯がやってきた。ひとつひとつの円形のきれいさや色の追求は、まだまだ日本の技術に及ばないようだ。

花火/中国2009年の国慶節(建国60周年)の当日、北京市内の様子

花火が見えなくなり…

「終わった、終わった」あたりから声が聞こえ、みんなが帰宅し始めた。どうやら、式典は終了したようだ。これが国慶節か…と思いながら帰路についた。

式典は深夜まで/中国2009年の国慶節(建国60周年)の当日、北京市内の様子

式典は深夜まで

ドーン。遠くから花火の音がした。まだ、式典は終わっていなかったのか。そう思ってもすでに遅く、近場の食堂で晩ゴハンを頼んでしまった後だった。テレビ中継を見ていると、どうも映像で見るほど花火の音はしていない。ひょっとして…と思ったがそれを確かめる術はない。客がすべていなくなり、従業員がまかないを食べる時間まで、ここでテレビを観ていたのだった。

国慶節の月/中国2009年の国慶節(建国60周年)の当日、北京市内の様子

国慶節の月

明後日は中秋の名月。人口降雨により、澄み切った秋空に、満月まであと少しの月が輝いていた。