ラダックのPolokongka〜Tso Kar〜Pang〜Serchuまで自転車で旅した写真と旅行記録。

Upshi〜Tso Moriri〜Pugaの自転車旅、旅行情報

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Polokongka〜Tso Kar〜Pang〜Serchuの旅行情報

ヒマラヤ山中のど真ん中、Rupshuとレー〜マナリ.Rdの旅

概要

ラダックのRupshuエリア地図ツォ・カル付近とマナリ〜レー.Rdの地図遊牧民と亡命チベタンの住む谷をからPolokongkaを抜けると、真っ白に周囲が彩られたTso Karに出ます。冬に積もった雪が溶け、春に水をたたえ、夏には湖面が下がるため、塩湖の塩が浮き出ているのですが、独特の風景で美しいです。
ここまで来ると、LehとManaliを結ぶ幹線道路はすぐ近く。幹線道路に出れば定期的に車が走っているので、いざというときの危険度は減ります。とはいえ、そこまでの道のりは、遊牧民以外に出会う機会がない場所です。Changtangエリアより人口が少ないのは間違いありません。「大自然とそこに生きる人々」というイメージだったTso Moriri方面に比べて、Tso Kar付近は「人を寄せ付けない自然」と言えるでしょう。たまに見かける遊牧民も、どことなくシャイで閉鎖的です。このエリアに行きたい人は滅多にいないと思いますが、もし行きたくてもバス等の交通機関は一切ありません。4WDのチャーターか自転車、もしくはトレッキング以外に訪れる方法はありません。
Tso Karをぐるっと回り込み、ちょっとしたピークを越えるとManaliとLehを結ぶ道に出ます。レー方面へはTaglang Laを越えて、Rumtse、Gyaを経てUpshiに。ManaliへはPang、Serchu、Keylong経由で向かうことができます。
LinkIconツォ・カル〜マナリ・レー幹線道路の旅行記を見る

重要事項INDEX

宿・水・レストラン・商店がある場所…Pang・Serchu
チェックポスト…Serchuでパスポートチェック

ツーリング情報

PugaからTso Karの間には、Polokongkaと呼ばれる峠があります。オーソドックスな上り下りで、孤独にがんばっていたら到着するという印象です。Puga側に村のようなものがひとつ、Tso Kar側にはふたつほどの遊牧民テントがありますが、どちらも補給のアテにはなりません。この峠越えの4時間で、遭遇した車はトラック1台だけと、人口がかなり少ないエリアです。
道路は土と小石の未舗装道路。しかしながら、質的には、そう悪くはありません。MTBならば、パンクすることも少ないでしょう。問題となるポイントは、Polokongkaを下った場所からTsukjeという村までの道。湖沿いの平地ですから、快適なツーリングになるはずが、砂、砂、砂。ほんの数kmですが、空気が薄いことと車輪が砂に取られることで、疲労が一気に蓄積します。Tsukjeから先の平地は快適。短い草が点々と生えた独特の風景を見ながらのサイクリングです。もうひとつの問題点は、幹線道路の周辺も砂道ということです。距離にして数kmですが、スムーズに走る自動車が向こうの方に見えるため、なかなかのストレスです。
幹線道路に出てからは、道に迷うことはありません。北へ向かえばLeh、南へ向かえばManaliです。Tso Kar付近からManali方面に向かうと、約40kmでント村のPang。そこまでは、何もありません。アップダウンは少なく微妙な上りと平地が続きますが、夏は午後から向かい風の確率が高まります。
PangからSerchuまでは、峠がふたつ。けっこうな登りですが、その分、下りが気持ちよいです。また、これらの峠では標高が高すぎるため舗装道路が溶けてコールタールがしみ出していることがあります。滑りますし、タイヤの目詰まりの原因にもなるので、注意して走行すべきでしょう。

Polokongka(Altitude/4,920m)

ラダックのポロコンカの写真誰が積んだのか…ポロコンカの積み石ラダックの公用道路の中でも、相当にマイナーな道路・峠のはずです。遊牧民くらいしか通らなさそうな道ですが、峠に真新しいタルチョがかけられていたり、積み石が延々と続いていたりするなど、なぜか人のいる形跡がたくさんある不思議なところです。どちら側から来るにしても、周囲に補給できるところや宿泊できる所がない峠なので、一気に越えるルーティングが必要でしょう。特にSumdo方面からポロコンカを越えてマナリ〜レー.Rd側に抜ける時は、下っても無人の広野が延々と続くだけなので、午前中に越えることをオススメします。峠周辺の道路状況は未舗装ですがそこまで悪くありません。

Tsukje(Altitude/4,530m)

ラダックのツォ・カルの横にあるツクジェ村のゴンパの写真人の気配がなかったツクジェ村のゴンパツォ・カルの畔にある小さな集落です。ここで補給する予定を立てていたのですが、甘かったと痛感しました。商店は一切なく、それどころか人の気配もない村でした。Polokongka側で何人かが石を積む道路工事をしていたのですが、老若男女を問わずに働いていたので、全員そこの人夫として雇われたのかもしれません。とはいえ、私としてはそこが村だと地図から読み取っていたことも事実です。今後は「地図上にゴンパがあるから、そこそこの村だ」と考えるのはやめようと痛感しました。
宿…なし
商店…なし

Pang(Altitude/4,570m)

ラダックのテント村パンの写真施設が整っているパンのテント村の様子Manali-Leh .Rd上にある有名なテント村。北側の崖には張り付くようにつくられたつづら折りの道が6kmほどあり、レー側から来た場合は、ダウンヒルを堪能した後にテント村に飛び込めます。その上部は絶景で、谷や山々が近景に、高原が遠景に広がっています。
テント村の近くに軍の施設があるからか、物資は大変豊富。水でも食糧でも、何でも手に入ります。商店と宿を兼ねたテントが10件ほど軒を連ねているので、好みの店で買い物しましょう。
大きなテント村ですから、客層もとても豊富。レーもしくはマナリに向かうバスやジープ、単車、自転車、トレッカーなどの人が泊まっています。私の時は、欧米人のバイカーが10名ほどいました。注意点はトイレでしょうか。「トイレはどこ?」と聞いたら、インド軍の施設から丸見えの野原でした。
宿…あり
商店…あり

Lachulung La(Altitude/5,060m)

ラダックのLachulung Laの道標と自転車の写真Lachulung Laの道標と自転車この峠に関して言えば、Pang側から登る方がオススメです。Pang側は山が織りなす渓谷がいくつもあるため、すぐに終わってしまう下りよりは、ゆっくりと景色の移り変わりを眺めることができる上りの方が個人的には好みです。峠の南側は、一気に視界が開けるので、下りが気持ちいいと感じました。峠はなんと5,060m。自分の呼吸と鼓動、風を切る音ばかりが聞こえてきます。息も切れ切れになるかもしれませんが、これまでにいくつか峠を越えていたら、もう慣れてくる頃かもしれません。意外にもトラックの通行が多いため、道が細い所の通行には気をつけてください。

Nakee La(Altitude/4,950m)

ラダックのNakee Laを通過してゆく遊牧民とヤギの写真Nakee Laを通過してゆく遊牧民とヤギこの峠はPang側の傾斜が急になっています。Serchu側は距離が長く、22個のヘアピンカーブなど、間延びしたものになります。これをどう捉えるかは、個人の好み次第でしょう。私は多少きつくても下りを楽しみたかったので、Pang側から行ったことは結果的に正解となりました。Serchu側の眺めは峠の上も下ってからも素晴らしく、力強いヒマラヤ山中の高原を感じることができます。連続ヘアピンカーブの近くには、トレッキングの基点となるWiskey Bridgeがあるため、ここを知っている人は意外といるかもしれません。マナリ方面へ向かう人は、ラダック文化の最終日になるはずです。

Serchu(Altitude/4,130m)

ラダックのセルチュのテント村の写真数件のテントが並ぶ貴重な中間地点セルチュPangと並んでSerchuも有名なテント村です。バスで向かう人が崖崩れのため足止めされる時もあり、意外にも知名度が高いポイント。お客もけっこう来るのか、私は多少スレていると感じました。宿の呼び込みは、口笛と手招きだけ。料金交渉も愛想なしで、親切をたくさん受けてきたラダックから来ると拍子抜けするかもしれません。余談ですが、Nakee LaとSerchuの間でトラックが故障で停まっていて、その運転手が命令口調で「金をよこせ」と言ってきたこともあって、印象がそこまで良くないんだと思います。おそらく、スタッフはアルバイトのはずなので、年度ごとに印象は変わるかもしれません。ただ、私はここで日本人チャリダーの方と偶然出会い、勇気づけられた思い出の場所でもあります。
宿…あり
商店…あり


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