今月は
日々のデスクワークの間を縫って
仕事で利根川沿いを自転車でうろうろしていました。

公共案件のため、詳しくは掛けませんが
利根川沿いに設置されている「とあるもの」を調べよ、という仕事です。
ちなみに「とあるもの」は、けっこうマジメなものです。
いわゆる地域住民の方に役立つものの設置状況の調査。

で、話を元に戻しますと…
その利根川沿いに設置されている「とあるもの」を調べるには
徒歩では遠すぎるし、車では小回りが利かない、ということで
折り畳み自転車を車に積み込み、拠点まで出掛けて
そこから自転車でうろうろしているわけです。

ん〜、自転車、久しぶりです。
ご存知のとおり、自分は「ラダック〜チャリンコ記〜」など
かつては自転車で旅したりしたものですが
ハッキリ言ってなまってます。(お恥ずかしい限り)

でも、久々に自転車に乗ってみて思ったのは
自転車という旅スタイルの秀逸さ。
自転車旅行の旅の素晴らしさというのは
・流れていく風景が早すぎず遅すぎず、気持ちいい
・いつでも停まりたい時に停まれる
ということに尽きます。

実際、利根川沿いを走った時は、雨上がりで晴れ間が覗く天候。
柔らかな午後の光が、濡れた路面に反射して
青空と雲がアスファルト上に写り込んでいました。
その横を通り過ぎて行く、おじいさん、おばあさん、
かっこいい自転車に乗った人、サッカー少年、犬…。

あぁ、日本もいいな。

最近、日本の良さを感じるときが多いです。
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世界の庭・公園
隔月刊『庭』という雑誌の編集の方とお会いしました。

ご存知かもしれませんが、私は生業のライター業とは別に、友人の自宅の家業でもある庭師道具の販売サイト(KYOUENstore)の制作・管理を手伝っています。そこからの流れで、お会いすることになりました。

いやぁ、熱い方でした!
日本の庭の素晴らしさや、職人の方々の魂、道具や衣装を製造する方々についてはもちろん、庭という文化について、細かく教えていただきました。

日本の庭を語る上で欠かせないのが、日本はシルクロードの終着地だったということ。日本人という気質が「美しくなければ気が済まない」ということ。その精神性が、さまざまな日本固有の価値観を生み出し、価値観や空間を生んでいること。また、資源が少ない国なので、世代を超えた伝承などを繰り返して、資源として古の職人たちからの知恵や閃きを継続していることなど、役立つ話でいっぱいでした。


で、家に帰ってきて、この自分のサイトのブログを書くにあたって思い出したのは、世界の庭のこと。そりゃそうです。このサイトは「旅」のサイトなので、旅のことを書くべきなので。ということで、世界の庭がどんな感じだったのか思い出してみることにしました。


まず、思い出したのは、ガーデニングの本場のイギリス。ちょっと「庭」という概念からはそれるかもしれませんが、とにかくイギリスの公園は素晴らしいです。特に都会のロンドンっ子は、家に庭がないため、公園を憩いの場としています。その利用状況を知っているからか、本場のプライドからか、とにかく大きい庭として(おそらくそう思っているのでしょう)イギリス政府やロンドン市は、本気で公園を管理していました。

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で、一般市民の家ですが、私が民泊した家の庭は↑こんな感じです。ZONE4というけっこう郊外まで出た所ですが、う〜ん、ぼさぼさの庭です。隣も、そのまた隣も同じような感じ。所得がそこまで多くないのとアジア系が多いからだとは思いますが、こりゃすごい!と驚く庭と次回は出会いたいと思います。

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↑「庭」というものを何と概念するかは難しい所ですが、ユーラシア大陸を旅した中で一番好きだったのは、スペインやモロッコの中庭を大切にする発想です。狭い敷地でも、いかに太陽を取り込むかということをコンセプトとし、近所付き合いも活発になります。確かに「自分の庭」という概念が少なく、動植物と接する機会も減りますが、日本のマンションやアパートのように近所の人と仲良くなりにくい、という欠点がありません。隣人とコーヒーを飲んだり、一人で読書したり、自由自在に暮らすことができます。人間社会と狭いスペースの両立という観点では、とても優れた思想だと思います。写真はモロッコのイスラム・モザイクタイル装飾が施された中庭です。

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また、イスラム建築に必ず現れる「中庭の池」も好きな空間です。水が少ないエリアで発達した宗教なので、水をとても大切にしています。写真は、イスラム建築の粋とも言われている世界遺産のアルハンブラ宮殿です。

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↑これはアフガニスタンの庭です。他の国と異なるのは、庭の横にキッチンがあること。確かに水周りや畑が近いので合理的です。日本の古来の家屋に土間があるようなものでしょうか。こういう共通項目を見つけると、シルクロードの存在を感じずに入られません。ちなみに畑では野菜を作ることもありますが、家によってはケシ(非合法)を育てていたりもします。

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↑オーストラリアでは上記のような感じです。庭では、視覚に訴求する美しい花を植える傾向があるかと思います。また、あまりに特殊なので掲載してみたこの直線の剪定は、ウィーンの中でも著名な公園です。このシザーハンズのような剪定はいかに…。

これまで、旅や海外の文化をさまざまな角度から切ってきましたが、「庭」という概念はおもしろそうです。そのためにはホテル泊だけでなく、なんとか民泊しなければならないのですが、その国の文化は庭に表れているかも!と気付くキッカケになりました。
みなさんも、もし海外の「庭」についてご存知のことがあれば、ぜひぜひ教えてくださいね。
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